こんにちは!
大切な家族である猫ちゃんには、いつまでも元気で長生きしてほしいと思いますよね!
近年、医療の発達やキャットフードの質の向上により、15歳〜20歳以上まで長生きする猫ちゃんが増えてきています!
猫が長生きするためにいい食べ物ってなんだろう?長生きする方法は?などと気になる方も多いと思います。
そこでこの記事では、猫ちゃんに長生きしてもらうための4つの秘訣と、元気に長生きするためにおすすめのキャットフードを紹介します。
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そもそも、猫の平均寿命はどれくらい?
2022年に日本ペットフード協会が発表したデータでは、猫全体の平均寿命は15.62歳でした!
平均寿命は、犬・猫ともに2010年以来伸びている。
犬の平均寿命は14.76歳(2010年比+0.89歳)。
猫の平均寿命は15.62歳(2010年比+1.26歳)。
平均寿命は伸びている!
遡ること10数年前、2011年のデータでは、猫の平均寿命はなんと14歳でした。
この10年の間に、猫の平均寿命は右肩上がりに伸びています。
室内飼いが増えたことなどの飼育環境や、動物医療技術の向上、飼い主さん達の予防医療への意識の高さによって猫ちゃんの平均寿命は伸びたと考えられていますよ!
室内飼いの増加
普段は家にいるが外に散歩に出ている猫と、完全に室内飼いで外に出さない猫と比べると、なんと完全室内飼いの猫の方が2年以上も寿命が長いことがわかっています。
外に出さないように飼育した方が、事故や怪我、感染症のリスクが低いためです。
最近はお外に出さずにきちんと室内飼いにする家庭が多いので、健康で元気に長生きする猫ちゃんがとても多いようです(^^)
参照:J-STAGE「獣医疫学雑誌|犬と猫における長寿に関わる要因の疫学的解析」
猫の長生きギネス記録は38歳3日
ちなみにギネス世界記録の猫ちゃんの長寿記録は38歳3日なんですよ!
アメリカに住むクリーム・パフちゃんというメス猫が、38歳というご長寿猫だったそうです。
人間の年齢に換算するとなんと170歳!
2015年に発行されたこのご長寿記録はいまだに塗り替えられていないそうです。
猫を飼っている身としては、38年も一緒にいれたら嬉しいですよね。
⇒ 猫の最長寿記録~人間の170歳まで生きた猫|ギネス世界記録
長寿猫は表彰される
実はあまり知られていないことですが、日本動物愛護協会は、18歳以上の長寿猫ちゃんを表彰する「長寿動物表彰」を行なっています。
表彰される年齢まで生きたということは、大切に育てられたことの証です。
長寿猫として動物愛護協会に表彰されました!!!!!
ミイくんおめでとう!!!! pic.twitter.com/bJnq4J997E— 麻亜弥 (@maayaosu) April 17, 2019
我が家にも18歳を迎えた長寿猫がいます。
表彰状をもらうのを楽しみにしています♪
愛猫を長生きさせる4つの方法
それでは、猫ちゃんに元気に長生きしてもらうための4つの秘訣を紹介します。
猫の場合も、私たち人間の長生きの秘訣とそれほど違いはありません。
- 病気の予防・健康診断
- 品質の良い食事
- 避妊・去勢手術を受ける
- 適度な運動・生活環境
それでは細かく見ていきましょう!
①予防医療・健康診断
まず一つ目に大切なのは、予防医療です。
毎年のワクチンは必須
お家に猫ちゃんがやってきてから、感染症予防のワクチンは毎年打っていますか?
猫は犬と違って室内飼いが多いので、子猫のときのワクチンは打ったけど毎年のワクチンは打っていないと言う飼い主さんが意外と多いのです。
ただ、毎年のワクチンを勧めるのは、感染症予防の他にも理由があります。
それは、健康診断も兼ねられるということです!
定期的な健康診断
ワクチンは主に毎年同じ時期に打っていくので、きちんと毎年一回同じ時期に健康診断が受けられるということになります。
若いうちは病気にならないし、病院にかかる機会はないと考えている飼い主さんが多いかもしれません。
しかし、病院に連れていく機会が少ないと猫ちゃんが病院に慣れてくれずに、いずれ老後通院が必要になった時にストレスになってしまうのです。
成猫になってからも半年に一回ほどは健康診断や飼育相談などを兼ねて動物病院へ行き、ご褒美におやつをあげたりして猫ちゃんを病院に慣らしてあげるのが理想です!
参考:猫のワクチン、接種したほうがいい理由|猫との暮らし大百科
病気の早期発見が大事
猫に多い腎臓病やホルモン系の疾患(甲状腺機能亢進症など)は、早期発見が病気とうまく付き合っていく秘訣になります。
また、肥満猫になると糖尿病になる危険もあります。
病気になる前、早めに獣医師の指導のもとダイエットプログラムを組み予防することが重要です。
健康診断のオススメの頻度は?
〜6ヶ月まで
異常があればすぐに動物病院へ!
免疫力が低く、体力もないためすぐに弱ってしまい命に関わる年齢です。
様子見したいと思っても、一度獣医師さんに相談しましょう。
6ヶ月〜6歳まで
成猫期は1年に一回くらいは病院で健康診断を。
健康なときの様々な正常値を知っておきましょう!
そうすると、異常時の数値と比較出来て、その子その子の体質がわかりやすくなりますよ。
7歳からのシニア期
7歳以上の高齢期になると、だんだんと病気になる猫が多くなってきます。
健康診断は年に2回くらいがオススメです。
猫に多い疾患はどれも、早期発見で進行を遅らせる事ができます。
早く見つけられるように目を光らせておきましょう!
参考:上本町どうぶつ病院「シニアの猫(11歳以上)|7歳を超えたら半年に一度の健康診断を」
②食事の管理
二つ目は、猫ちゃんの食事の管理です。
人間でも同じように、良い食べ物をちょうど良い量食べなければ健康の維持に役立ちません。
猫を長生きさせるためのフードの選び方
若い頃に丈夫な体作りをする
猫ちゃんに長生きしてもらうためのフード選びのポイントを解説します!
- 新鮮な肉や魚がメイン
- グレインフリー・穀物少なめ
- 人工添加物不使用
健康長寿のために、若い頃に良質なフードを食べ、しっかり身体作りをしておくことが重要です。
肉食動物の猫ちゃんのために、動物性タンパク質がメインの無添加フードを選びましょう。
消化が苦手な穀物はできるだけ使われていない方が良いですよ!
老猫には消化吸収の良いものを
7歳をこえて老猫になってからは、消化器官に負担の少ないフードを選んであげるようにしてください。
老化によって胃腸や腎臓の機能が低下してくるので、若い頃のフードをそのま与えていると内臓への負担が大きくなってしまいますよ。
激安品はダメです!
近年、格安のキャットフードなどが色々な種類、手軽に買うことができるようになりました。
ドライフードはそれだけで猫の栄養価をまかなえるので手軽です。
しかし、きちんと成分や材料を気にしたことはありますか?
格安のキャットフードは、その分材料や栄養価も最低限しか配合されていません。
人間の食べるファストフードのように、それだけ食べていても生きていくことはできますが、良い栄養は取れませんし肥満や病気の原因になります。
③避妊・去勢手術
三つ目は、避妊・去勢手術です。
これは一つ目の予防医療の中に含んでも良いかもしれませんね。
近年は猫ちゃんについてきちんと理解している飼い主さんが多いので、避妊・去勢手術を受けさせるケースがほとんどです。
では、避妊・去勢手術を行うことのメリットを説明します。
メリット
病気の予防になる
猫ちゃんの場合、避妊・去勢手術をすれば今後生殖器疾患にかかるリスクをかなりの確率で防ぐことができます。
避妊しないで起こる猫ちゃんの乳腺癌は90%以上が悪性ですし、前立腺癌や精巣腫瘍は発見されるのが遅く転移が起こっていたり手遅れになる傾向があります。
これらの病気を未然に防ぐことができるのはメリットです。
問題行動の軽減
発情期には、猫ちゃんはトイレ以外におしっこをひっかけたり(スプレー行動)、大声で鳴き続けたりする問題行動を起こします。
この問題行動は、避妊・去勢手術を行うことで防ぐことができます。
発情期のストレス軽減
猫ちゃんは発情期には、繁殖行動が行えないことでストレスも溜まります。
避妊・去勢は人間にとっても猫ちゃんにとっても良いことであるのです。
⇒ 猫の発情期はいつ?スプレーや夜鳴きなどの対処法8つを解説!
デメリット
子供を産ませられない
避妊・去勢のデメリットとしては、その猫の子供は産ませられなくなってしまうということ。
子供を残したいのであれば手術をしないという選択肢もありますね。
しかし、猫の出産は1度で数匹の子猫を出産するため、簡単ではないのできちんと獣医師指導の下、決断してくださいね。
太りやすくなる
また、避妊・去勢手術後はホルモンバランスの影響で代謝が落ちてしまいます。
高カロリーの子猫用のフードをそのまま与えていると、あっというまに太ってしまうので、避妊去勢猫用フードを与えるようにしましょう。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
⇒ 猫・去勢後のフード(餌)おすすめランキング5選!避妊時期や費用も解説
④適度な運動・快適な生活環境
四つ目は適度な運動と生活環境です。
室内飼いの方は運動は難しいと思われるでしょうか?
実はちょっとの工夫で猫ちゃんはお家の中で楽しく遊んでくれます!
猫用のアスレチック(キャットタワー)を設置してあげたり、リビングの椅子や棚などちょっとした所におもちゃを吊るしてあげるだけで良い運動になりますよ♪
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また、猫ちゃんが日向ぼっこできる場所や、リラックスできる場所を作ってあげることも大事です。
きれいなトイレや新鮮なお水など、いつも生活環境を快適に整えてあげるようにしましょう。
猫を長生きさせるための食べ物!オススメキャットフードランキング
5位 アカナ|パシフィカキャット
価格(税込) | 8,580円/1.8kg |
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主原料 | 魚75%(ニシン、イワシ、アブラカレイ、タラ、シルバーヘイク、メバルなど) |
穀物 | 不使用(グレインフリー) |
タンパク質 | 37% |
脂質 | 20% |
カロリー | 408kcal/100g |
原産国 | カナダ |
太平洋で獲れた新鮮な魚をふんだんに使ったプレミアムフード
「アカナ|パシフィカキャット」は人間でも食べることのできる新鮮なニシンやイワシなど魚を使って作られた低アレルギーフードです。
もちろん、猫ちゃんが消化しづらい穀物は不使用で低炭水化物設計。
低GIのグリーンピースやひよこ豆を使用しているので、血糖値の上昇も抑えてくれます。
オメガ3脂肪酸DHA・EPAで毛並みも美しく
青魚に多く含まれるオメガ3脂肪酸のDHA・EPAには、血液をサラサラにしてくれる効果があります。
また、美しい毛並みを維持するのにも効果的なので、長毛の猫ちゃんにもオススメです。
4位 モグニャン
価格(税込) | 2,354円/1.5kg(初回半額キャンペーン中) |
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主原料 | 白身魚(65%) |
穀物 | 不使用(グレインフリー) |
タンパク質 | 30% |
脂質 | 13% |
カロリー | 379kcal/100g |
原産国 | イギリス |
日本の猫のために開発されたプレミアムフード
「モグニャン」は、お魚好きな日本の猫ちゃんのために、質の良い白身魚をたっぷり使って作られたプレミアムキャットフードです。
ヒューマングレードの加工工場から仕入れた白身魚を65%もたっぷり使用したグレインフリーなので、安心して猫ちゃんに与えることができますよ♪
低アレルゲンな白身魚がメインなのでアレルギーに敏感な猫ちゃんにもおすすめできます。
オールステージ対応のヘルシー設計
モグニャンは子猫から老猫まですべてのライフステージの猫に与えることができます。
高タンパクでありながら、脂質とカロリーは控えめでヘルシーな設計なので、どんな猫ちゃんにも合うフードです。
極小粒のドライフードは老猫や子猫にも食べやすくて良いですよ♪
3位 アーテミス|オソピュアグレインフリー|サーモン&ガルバンゾー
価格(税込) | 4,365円/1.8kg |
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主原料 | フレッシュサーモン、ドライサーモン |
穀物 | 不使用(グレインフリー) |
タンパク質 | 35% |
脂質 | 18% |
カロリー | 374kcal/100g |
原産国 | カナダ |
生サーモンのオメガ3脂肪酸が毛艶を改善
新鮮な生サーモンと栄養豊富なガルバンゾー豆を使ったプレミアムキャットフード「アーテミス|オソピュアグレインフリー|サーモン&ガルバンゾー」。
サーモンに含まれるオメガ3脂肪酸が毛艶を良くしてくれ、血液をサラサラに保ってくれます。
また、ガルバンゾー豆はビタミンやカルシウム、食物繊維が豊富で、胃腸の調子を整える効果もありますよ!
アレルギーのある猫にもオススメ
アーテミスは、穀物不使用・無添加で、アレルギーに敏感な猫ちゃんでも食べることができるフードになっています。
また、サーモンは低アレルゲンで、消化吸収に優れたタンパク源なので、胃腸の弱い猫ちゃんにもオススメですよ(^^)
2位 カナガンサーモン
価格(税込) | 4,708円/1.5kg |
---|---|
主原料 | 生サーモン31.5% |
穀物 | 不使用(グレインフリー) |
タンパク質 | 34% |
脂質 | 14.8% |
カロリー | 398kcal/100g |
原産国 | イギリス |
とびきりの美味しさと優れた栄養バランス
イギリス生まれのプレミアムキャットフード「カナガン」。
ヒューマングレードの加工工場から仕入れた新鮮な魚を78%使用し、野菜やハーブなどを配合したバランスの良さが特徴です。
オールステージ対応なので、子猫から老猫まで安心して与えることができますよ!
豊富な食物繊維でスッキリサポート
マンナンオリゴ糖やフラクトオリゴ糖が猫ちゃんのスッキリをサポートをしてくれます。
また、炭水化物源のサツマイモにも食物繊維が豊富に含まれています。
腹持ちも良く、長時間空腹感を感じさせないという効果もありますよ♪
1位 オリジン|オリジナル
価格(税込) | 8,800円/1.8kg |
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主原料 | 鶏肉、七面鳥肉、カレイ、全卵など |
穀物 | 不使用(グレインフリー) |
タンパク質 | 40% |
脂質 | 20% |
カロリー | 406kcal/100g |
原産国 | カナダ |
動物性原材料90%!野生の猫の食事を再現したプレミアムフード
「オリジン|キャット&キティ」はヒューマングレードの新鮮な肉原料をふんだんに使用して作られたスーパープレミアムフードです!
猫ちゃんの肉食動物としての身体の構造に合わせた「野生の猫の食事」を再現していますよ♪
高タンパク高脂質でグレインフリー、消化吸収に優れているので、猫ちゃんの健康的な身体作りにピッタリです。
猫ちゃんの身体に配慮した低炭水化物設計
オリジンは、猫ちゃんが消化を苦手とする穀物などの炭水化物を最小限に抑えることが最も重要だと考えています。
低炭水化物のキャットフードは、食後の血糖値の上昇を抑えることができ、肥満防止にも効果が高いですよ!
猫ちゃんにとって理想の食事だと言えます(^^)
猫を長生きさせるためのおすすめキャットフード一覧表
おすすめ順 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
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商品画像 | |||||
商品名 | オリジン | カナガンサーモン | アーテミス | モグニャン | アカナ |
価格 | 8,800円/1.8kg | 4,708円/1.5kg | 4,365円/1.8kg | 2,354円/1.5kg | 8,580円/1.8kg |
主原料 | 鶏肉、七面鳥肉、カレイ、全卵など | 生サーモン31.5% | フレッシュサーモン、ドライサーモン | 白身魚(65%) | 魚75%(ニシン、イワシなど) |
タンパク質/脂質 | 40%/20% | 34%/14.8% | 35%/18% | 30%/13% | 37%/20% |
カロリー(100gあたり) | 406kcal | 398kcal | 374kcal | 379kcal | 408kcal |
原産国 | カナダ | イギリス | アメリカ | イギリス | カナダ |
商品リンク | オリジン | カナガンサーモン | アーテミス | モグニャン | アカナ |
まとめ
猫ちゃんを長生きさせるためには、飼い主さんの管理と努力も必要です!
- 予防と健康診断は大切
- 毎日与えるフードはきちんと選ぶ
- 避妊去勢手術は必要
- 適度な運動を心がける
猫の平均寿命は年々伸びていっています。
愛猫にできる限り健康に長生きしてもらえるように、楽しく過ごしてもらえるように、私たち飼い主ができることはたくさんありますよ。
食事や運動、健康診断など当たり前のことですが今一度見直してみてはいかがですか?