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猫キャネットチップキャットフードはやばい?口コミ評判評価まとめ

キャネットチップの評判・安全性を徹底解説

管理人
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こんにちは!管理人かんりにんかえで@cat_abc_jp)です。

「キャネットチップ」は国産第一号のドライキャットフードです!

スーパーやドラッグストアなどでも売られており、激安で有名なキャットフードですが、原材料の品質や安全性ややばいという声が多いのが気になりますよね。

今回は、そんなキャネットチップの原材料や口コミ・評判についてまとめました。

キャネットチップの総合評価|Cランク

キャネットチップの評判・安全性を徹底解説

商品名 キャネットチップ|フィッシュ
総合評価

Cランク

A~Cの3段階で評価

当サイトの評価基準は【キャットフード一覧ランキング】にて解説

評価項目

第一原料:×穀類(とうもろこし、菓子粉、コーングルテンミール、等)

その他原料:×ミートミール、脱脂大豆

酸化防止剤:ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール

人工添加物:×着色料(赤103)

「キャネットチップ|フィッシュ」の原料チェックに飛ぶ☟

原産国 日本
第一原料産地 限定していない
内容量と価格 990円/2.7kg
※税込、Amazon参照
対応年齢 全ライフステージ対応
販売元 ペットライン株式会社
公式サイト 公式ページを確認する
特徴 一覧 コスパの良いキャットフード 国産
管理人
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キャネットチップの評価はCランクです!

まずはじめに、猫ちゃんが消化を苦手とするとうもろこしなどの穀物をメインにしているところが評価できません。

肝心の肉類もミートミール・チキンミール・フィッシュミールと、ミール肉ばかり。

酸化防止剤は天然のものを使っていますが、猫ちゃんにとって全く必要のない合成着色料が使われている点もマイナスです。

総合栄養食としての基準は満たしているようですが、これでは安心して猫ちゃんに与えることはできませんよね・・・

以上のことから、キャネットチップの評価はCとなりました。

おすすめキャットフードの一覧表

キャネットチップの原材料をチェック

キャネットチップの評判・安全性を徹底解説

穀類(とうもろこし、菓子粉、コーングルテンミール、等)、肉類(ミートミール、チキンミール、等)、豆類(おから、脱脂大豆、等)、魚介類(フィッシュミール:DHA・EPA源 、フィッシュエキス、まぐろエキス、かつおエキス、白身魚エキス、等)、油脂類(動物性油脂、ガンマ-リノレン酸、等)、ビール酵母、卵類(ヨード卵粉末)、ビタミン類(A、D3、E、K3、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン、イノシトール)、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、塩素、鉄、コバルト、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素)、アミノ酸類(メチオニン、タウリン)、着色料(赤103)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)

参照:ペットライン公式サイト「キャネットチップ|フィッシュ」

穀類が第一原料

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原材料の一番最初に表示されているのは猫ちゃんが消化しづらい穀物です。

割合から見てトウモロコシがベースになっているようですね。

とうもろこしは穀物の中でも特に消化しづらく、猫ちゃんがアレルギーを起こす原因にもなるので、できるだけ少ないほうが良い原材料です。

また、穀物は肉類よりも安価なので、フードをかさ増ししてコスト削減するために用いられています。

ミールは「肉」ではない!

キャネットチップの評判・安全性を徹底解説

肉類の「ミール」は、キャットフードを選ぶ時に注意してほしい原材料の1つです。

ミールとは、食肉加工の際にでた人間が食べることのできない部位(骨や羽、くちばし、血液など)を加工して粉末状にしたものです。

「チキンミール」はチキンを使っていることはわかりますが、「ミートミール」という表記では、チキンなのかビーフなのか、肉の種類すらわかりません。

ミールだから絶対危険!という訳ではありませんが、何の肉か明確に表示できないということは、公表できないような肉を使用している可能性もあります。

質の悪い動物性タンパク質は酸化するスピードも速いので、それを防ぐための添加物も大量に使われていると考えてもいいでしょう。

気をつけたいキャットフードの原材料4種類

大豆にもアレルギーのリスクがある

豆類は、グレインフリーフードで穀物の代わりに炭水化物源として利用されることが多く、タンパク質や食物繊維を多く含む原材料です。

しかし、その中でも大豆はアレルギーのリスクが高い原材料なんです。

アレルギーが出てしまったら、皮膚炎や脱毛、嘔吐や下痢などの症状が出ることもあります。

また、大豆に含まれる不溶性食物繊維は便秘を悪化させることもあるため、便秘気味の猫ちゃんには注意しましょう。

アレルギーに配慮したキャットフードおすすめランキング【5選】

ヨード卵・光の効果

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ヨード卵・光って?

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キャットフードとしては珍しく、キャネットチップにはブランド卵「ヨード卵・光」が使われています。

ヨード(ヨウ素)とは甲状腺ホルモンの素になるミネラル分で、海藻や魚類に多く含まれています。

これを粉末状にして鶏のエサに混ぜることで、卵にヨード成分を定着させているのです。

参考:ヨード卵・光公式サイト

栄養面では完璧

ヨード卵・光は動物性タンパク質が豊富で、肉食動物の猫ちゃんにとって良い栄養源といえます。

必須ミネラルであるヨードは、新陳代謝や成長を促進する効果もあります。

しかし、メリットだけではありません。

ヨウ素のとりすぎは危険

しかし、猫ちゃんにとって、ヨウ素の摂り過ぎによる弊害があることに着目すべきです。

過剰摂取したヨードは、甲状腺ホルモンの一種「サイロキシン」の生産を妨害するため甲状腺の働きを弱めます。

甲状腺機能が低下すると食欲不振、脱毛や膿皮症といった皮膚疾患、全身のむくみなど様々な症状を引き起こす恐れも。

あくまで可能性だけの話ですが、こういったリスクがあるということを頭の片隅に入れておいた方がいいでしょう。

参照:ロイヤルカナン「犬と猫の栄養成分辞典|ヨウ素」

人工着色料が使われている

赤色102号から赤色103号に変更

キャネットチップには、以前赤色102号という合成着色料が使用されていましたが、リニューアルで赤色103号に変更になっています。

赤色103号は、昭和40年代に発がん性や肝障害があることがわかり、人間の食品に使用禁止になったタール色素です。

人間が食べてはいけないものが添加されているキャットフードを愛猫に与えるのは正直不安ですよね。

赤色102号に関しては、食品として認められている分まだマシだったと言わざるを得ません。

参照:着色料規制法令の変遷とその考察|J-STAGE

赤色102号は使用禁止ではない

管理人
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キャネットチップ|フィッシュには、「赤色102号」という着色料が使われていました。

赤色102号の原料は石油で、別名「ニューコクシン」と呼ばれるタール色素。

日本では食品として認められていますが、欧米では、アレルギー・がん・発達障害などの危険性が示唆されているため、使用を禁止している国もあります。

猫の目は色を識別できない

猫ちゃんの目は人間ほど色を識別できないので、猫の食欲が色によって左右されることはありません。

つまり、飼い主に「美味しそう」と思わせるために添加しているのであって、着色料が猫にとってプラスになることなど一つもないのです。

ちなみに同じキャネットチップでも、「和風だし仕立て」シリーズは無着色です。(2021年に廃盤になってしまいました)

無添加キャットフードのおすすめランキング【6選】

キャネットチップの成分を評価

たんぱく質 27.0%以上/脂質 9.0%以上/粗繊維 4.5%以下/粗灰分 9.0%以下/水分 10.0%以下/カルシウム 1.0%以上/リン 0.9%以上/マグネシウム 0.12%

代謝エネルギー(100g当たり) 約350kcal

参照:ペットライン公式サイト「キャネットチップ|フィッシュ」

AAFCO基準は満たしている

管理人
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タンパク質・脂質ともにギリギリAAFCO基準を満たしています。

しかし、AAFCOの基準はあくまでも最低基準なので、できればもう少し高い方が良いと思います。

特に、タンパク質は猫ちゃんの身体にとってとても大事な栄養素なので、30%以上あると嬉しいですね。

元気な成猫には物足りない

タンパク質・脂質・カロリーともに、ダイエット用のフードやシニア猫用フードくらいの控えめな栄養バランスです。

しかし、キャネットチップは子猫用やシニア用と分かれておらず、全年齢用となっています。

元気で活発な成猫や、成長期の子猫にとってはかなり物足りない数値といえますね・・・

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マグネシウムが高い

マグネシウムが0.12%と高めなので、下部尿路疾患のある猫ちゃんには注意が必要です。

カルシウム:リン:マグネシウムは1.2:1:0.08程度が尿のpHバランスを保つのに最適とされています。

ミネラルのバランスが乱れていてマグネシウムが多すぎる場合、ストルバイト結石の原因になってしまいます。

キャネットチップの歩み

キャネットチップの評判・安全性を徹底解説

今度は製造元のメーカーやこれまでの歩みなど、視点を変えてキャネットチップについて見ていきたいと思います。

製造元はペットライン株式会社

「ヨード卵・光」を手がけるNOSANグループ

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キャネットチップを製造している「ペットライン株式会社」は岐阜県の本社を中心に、全国7か所に支店を置くペットフードメーカー。

配合飼料メーカーの最大手、「日本農産工業」の子会社として1972年に設立しました。

ちなみに日本農産工業は、ヨード卵・光も手掛けています。

キャネットチップにヨード卵・光が使われているのは、こういった理由があったんですね。

安心・安全なフード作りのためのこだわり

キャネットチップの評判・安全性を徹底解説

生産拠点となる多治見工場では、キャットフードだけでなく色々な種類のペットフードがつくられています。

2006年には、品質マネジメントの国際規格であるISO9001を取得。

機械に頼るだけでなく、色や匂いなど人間の五感も使うことで、より徹底した管理体制を整えているのです。

さらに専門の研究開発機関では、栄養学、獣医学、食品化学など、様々な角度からフードの検証を重ねることで、栄養バランスや嗜好性の向上を目指しています。

参考:ペットライン株式会社「ペットラインが大切にしていること」

日清ペットフードを譲り受けラインナップが増えた

2020年に日清ペットフード株式会社の事業を譲り受けたことで、ラインナップが更に増えました。

長年愛されているブランド「懐石」や「キャラット」もペットラインの商品となりましたよ。

キャネットチップは国産第一号ドライフード

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会社設立と同じ年、日本初のドライキャットフードとして「キャネットチップ フィッシュ」が登場しました!

なんとその当時から、AAFCO(米国飼料検査官協会)の栄養基準を元に開発していたそうです。

標準小売価格は300gで200円、800gで400円でした。

この頃は犬や猫に残飯以外の食事を与える、という概念がまだなかった時代。

ハガキ10円、週刊誌90円だった物価の相場から見ても、なかなか高価なものです。

その翌年には、「日本で初めてのネコちゃんの主食栄養食&美容食キャネット」をキャッチコピーに、TVCMを放映しました。

たちまちキャネットチップは広く知られるようになり、それを境に「猫にはキャットフード」という考え方が浸透するようになったのです。

バラエティ豊かな5種類の味

キャネットチップは全5種類です。

タイプ別でパッケージの色が異なるので、パッとみて判別しやすいのも特徴。

容量のバリエーションはシリーズによって異なりますが、200gと2.7kgと7kgの3つあり、一番大きな7kgはミックス・お肉とお魚ミックスのみの販売です。

店頭などで見かけるのは2.7kgが多いですね。

7kgの大袋は多頭飼いの家庭に人気です。

コスパが良い

キャネットチップ、2.7kgで900円程度、1kgあたり400円以下の激安フードです。

1kg2,000円以上するプレミアムフードに比べると3分の1程度の価格で購入することができます。

コスパは間違いなく良いのですが、猫ちゃんにとって安全で栄養抜群かというと不安な点が多いですね。

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国産キャットフードは本当に安全といえるのか

国産=高品質ではない

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ペットフードに限っては、国産だから安心という概念は当てはまりません。

普段の生活では、「国産=高品質」と思っている人がほとんどでしょう。

確かに国産の商品は安全なイメージが根強く、パッケージに大きく「国産品」と書かれていると、なんとなく信頼してしまいますよね。

日本のペットフードの基準はゆるい

しかし、日本のペットフードに関する法律は非常に緩く、危険とされている添加物が見えないところで使われている可能性もあります。

体質によっては嘔吐や下痢などの症状が現れるケースもあるでしょうし、健康リスクが生じる可能性が高いことは事実です。

とくに高齢猫や体調を崩しやすい猫には、与えない方が得策と言えます。

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当サイトに投稿された「キャネットチップ」の口コミ・評判

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当サイトで調査した「キャネットチップ」の口コミ・評判

コスパが良い

抜群のコスパの良さを評価している口コミが多く見られました!

多頭飼いや地域猫ちゃんへのごはんにピッタリという意見もありましたよ。

猫ちゃんは好みにうるさいので、食いつきが良くて、しかも安いというのは嬉しいですよね。

喜んで食べる

キャネットチップの食いつきの良さにも定評がありましたよ!

みんなが喜んで食べてくれるという口コミが多く見受けられました。

小分けになっていないのが残念

美味しいのでしょう

猫も味が好みのようで良く食べます。が、中身を四分割程度の小分けして欲しいです。

参照:Amazonカスタマーレビュー

2.7kgとそこそこ大容量なのに、小分けになっていないので、保存が難しいという意見も。

ただ、超多頭飼いの家庭では逆にそれが良いというコメントもありましたよ。

猫が1.2匹だと、すぐには消費できないので保管方法に工夫が必要ですね!

多頭飼いにありがたい大容量

キャネットチップには多頭飼い用7kgがあります!

たくさん猫を飼っている家庭や、保護猫施設などには重宝されているようですよ♪

アレルギーが出てしまった

アレルギー

うちの子はアレルギーが出て病院に行きました。多頭買いですが他の子は大丈夫でした。

引用元:Amazonカスタマーレビュー

「アレルギーが出てしまった」「吐いてしまった」という猫ちゃんもいました。

キャネットチップは穀物がメインのキャットフードなので、アレルギーが出てしまう子も多いと思います。

そんな敏感な猫ちゃんには、穀物の使用がないグレインフリーを選んであげることをおすすめします!

グレインフリー(穀物不使用)のキャットフードのおすすめランキング【7選】

まとめ

管理人
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キャネットチップの原材料を検証した結果、栄養のない原料に様々な栄養成分をプラスしている、といった印象でした・・・

  • 穀物が大量に含まれている
  • 肉類もミール肉で良いとは言えない
  • 人工着色料が使用されている
  • ヨード卵・光は栄養満点だが、ヨウ素のとりすぎには注意

穀物が大量に使用されている激安キャットフードは、猫ちゃんの健康維持に良いとは言えません。

猫ちゃんに元気に長生きしてもらうためには、動物性タンパク源豊富なお肉やお魚を多く使用しているキャットフードを選んでほしいです。

-Cランク