こんにちは!
「多頭飼いだからキャットフードにお金がかかる」「安くて質の良いものを食べさせたい!」
猫ちゃんのフード選びに悩んでいる飼い主さんは多いと思います。
- 安くて良いフードが知りたい
- 安全性も重視したい
- 原材料にもコスパにもこだわりたい
この記事では、コスパが良く、さらに安心安全なフードを厳選しランキングにしました。
安全でコスパの良いキャットフードとは
安くて「安全」を重視することが大切
安全でコスパの良いキャットフードは以下の条件を満たしているものです!
- 肉類がメインの原材料
- 穀物は不使用か少なめ
- 香料・着色料不使用
- 合成酸化防止剤不使用
大切な家族の猫ちゃんに食べさせるフードは、コスパだけで選んではいけません!
そこに「安全である」という条件が必ず必要になってきます。
安いだけのフードには、安いだけの理由があるんです。
まずは、安いキャットフードの特徴を見ていきましょう。
【NG】安いだけのキャットフードの特徴
穀物でコストカットしている
安い市販のキャットフードは第一主原料に穀物を使用しています。
パッケージには「チキン味」や「サーモン味」と大きく書かれていますが、実際のところメイン原材料は穀物なんですね。
安く大量に仕入れることのできる穀物で“かさまし”をする事で、大幅なコストダウンをしているのです。
高価な肉類は少ない
多くのプレミアムフードの価格が高いのは、新鮮で高価な肉類を多く使用しているからです。
安いキャットフードは穀物がメインだからその分安くなるというわけです。
しかし、穀物は肉食動物である猫ちゃんにとって消化しづらい食物で、下痢や嘔吐などのアレルギーを引き起こす可能性があります(T T)
穀物がたくさん入っている安いフードは「安全」とはいえないのです。
人工添加物を使用している
安いキャットフードには、人工添加物が使われていることがあります。
人工添加物とは、フードの痛みを防止する酸化防止剤や着色料といったもので、風味や味を保ち、美味しそうに見せるのが目的です。
その中には発がん性などが認められた有害なものもあり、体の小さな猫ちゃんとってはとても危険です。
また、キャットフードに使われる人工添加物の中には、人間の食べ物に入れることを禁止されているものもあります。
価格が安くても、猫ちゃんの健康を考えたら食べさせたくないですよね(^_^;)
肉類の品質が悪い
ミールやパウダーに注意
コストを抑えるために人間が食べることのできない原材料を使っていることもあります。
その中に、家禽ミールや、ミートミールと呼ばれる「肉副産物」があります。
人間が食べることのできないクチバシや骨・内臓などを混ぜて細かく砕いた粉状の原材料です。
4Dミート使用の可能性
これらには、アメリカの食肉のランクで最低品質の「4Dミート」と呼ばれる粗悪で安価な肉を使用している可能性があります。
4Dミートとは、「Dead(死んだ)・Dying(死にかけの)・Diseased(病気の)・Disabled(障害のある)」肉のことです。
もちろん全てがこれに当てはまる訳ではありませんが、極端に安いフードは4Dミートを使っている可能性が高いと考えた方が良いでしょう!
安全でコスパの良いキャットフードの選び方
第一主原料が肉類であること
安いからと言ってすぐに買わずに、まずはパッケージの原材料表を確認しましょう!
一番最初に書いてあるのが、一番多く使われている第一主原料になります。
この第一主原料が穀物ではなく、肉か魚であれば安心ですよ。
猫ちゃんの身体には、肉類から得られる動物性タンパク質がとても大切な栄養源です。
健康な筋肉や被毛のために、肉や魚をたっぷり使っているフードを選んであげましょう♪
穀物は少なめor不使用
グレインフリーが最もおすすめ
一番おすすめなのは、穀物不使用のグレインフリーのキャットフードです!
ただ、グレインフリーは穀物を使用しているものと比べて高価なので、穀物アレルギーがないのであれば、穀物が少なめのものを選ぶのも良いですね。
とうもろこし・小麦はアレルギーになりやすい
穀物の中でも、トウモロコシ・小麦は特にアレルギーになりやすい原材料なので、できるだけ少ないものを選びましょう!
また、玄米や米は、トウモロコシに比べて消化吸収に優れているので、穀物の中でも比較的安心です。
穀物が第一主原料のものは、猫ちゃんが消化不良を起こして、下痢や嘔吐・アレルギーを引き起こす可能性があるので避けてくださいね。
⇒ グレインフリー(穀物不使用)のキャットフードのおすすめランキング【7選】
人工添加物不使用
酸化防止剤は天然成分を選ぶ
人工添加物も猫ちゃんの身体にとっては負担になるので、同じようにパッケージの原材料を確認します。
まずは、酸化防止剤が自然由来のものを選びましょう!
自然由来の酸化防止剤は、代表的なものではミックストコフェロール(ビタミンE)や緑茶エキスなどがあり、これらを使っているフードであれば安心安全ですよ!
BHA、BHT、エトキシキンと呼ばれる人工酸化防止剤は、発がん性が認められているので、見つけたら必ず避けるようにしましょう。
着色料は不必要
また人工着色料についても、飼い主の購買意欲を高めるためのものなので、必要ありません。
というのも、実は、猫ちゃんの目は色をほとんど認識していないので、色をつけても意味がないのです。
人工着色料は赤色40号、赤色120号などが、発がん性があり危険です。
このように危険な人工添加物を含むフードは、どんなに安くても猫ちゃんのことを考えると選ばない方が良いですよね!
この二つのルールを守った上でコスパの良いフードが安心安全ですよ♪
安全でコスパの良いキャットフードのおすすめランキング
それでは、安全でコスパの良いキャットフードのランキングを紹介していきます♪
一日あたりの価格は、成猫の一般的な体重4kgとして計算しています。
また、こちらのランキングは、Amazonでの価格を参考にしており、2023年11月10日現在の調査に基づくものです。
5位:サイエンスダイエット
価格(税込) | 1,673円/1.8kg |
主原料 | トリ肉(チキン、ターキー) |
穀物 | トウモロコシ、米、コーングルテン、小麦 |
酸化防止剤 | ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物 |
着色料・保存料 | 不使用 |
一日あたりの価格 | 60円(一日65g) |
原産国 | チェコ |
参考:ヒルズのサイエンスダイエット|インドアキャット|アダルト|チキン
老舗のペットフードブランドのプレミアムフード
スーパーなどで必ず見かけるといっていいほど有名なヒルズのサイエンスダイエットが5位になりました!
原産国であるチェコの農場で育てられた質の良い鶏肉を第一主原料に使い、人工添加物・着色料は不使用の、猫ちゃんの健康に気を遣ったフードです。
ですが、猫ちゃんがアレルギーを起こす可能性のあるトウモロコシや小麦の使用があり、完全なグレインフリーではありませんので、敏感な猫ちゃんには注意してくださいね!
炭水化物多めなので太りやすい子には注意
サイエンスダイエットというと体重管理に向いているイメージがあるかと思いますが、実は少し炭水化物の量が多いので、あげすぎると太ってしまう可能性があります。
ダイエット目的の子には、同じサイエンスダイエットでも、減量サポートを選んであげてください♪
コスパはとてもよく、手に入りやすいのでキャットフードに対する支出を抑えたい飼い主さんにオススメですよ!
4位:モンプチナチュラル
価格(税込) | 577円/500g |
主原料 | チキン |
穀物 | コーングルテン、とうもろこし、大麦、米 |
酸化防止剤 | ミックストコフェロール |
着色料・保存料 | 不使用 |
一日あたりの価格 | 72円(一日63g) |
原産国 | アメリカ合衆国 |
人気のモンプチに人工添加物フリーが登場
CMなどでよく見かけるキャットフードの「モンプチ」から、人工添加物不使用の「モンプチナチュラル」が登場しました。
着色料・香料・保存料不使用で、第一主原料に新鮮なチキンや白身魚を使用しているので、安心してねこちゃんに与えることができますよ。
タンパク質34%と高タンパクなので、猫ちゃんの健康な身体の維持にも適しています。
ジッパー付きでいつでも新鮮
500gのジッパー付きバッグで、すぐに食べ切れるので、常に新鮮な状態を保つことができますよ。
スーパーや量販店でも気軽に購入できるのも嬉しいポイントですね。
3位:ピュリナワン
価格(税込) | 1,784円/2kg |
主原料 | ターキー |
穀物 | 米、コーングルテンミール、大豆たんぱく、小麦粉、大豆外皮 |
酸化防止剤 | ミックストコフェロール |
着色料・保存料 | 不使用 |
一日あたりの価格 | 62円(一日70g) |
原産国 | アメリカ合衆国 |
栄養バランスと食いつきにこだわったニュートリションフード
ピュリナワンは、良質な原材料を使って作られた無添加のプレミアムフードです!
スーパーで買えるフードの中では、とても品質が良く、猫ちゃんの健康に配慮していますよ。
新鮮なターキーを主原料にしているので、低カロリーで体重が気になる猫ちゃんにもオススメです。
小分けパックになっているので、新鮮な状態を保てるのが良いですね♪
グレインフリー版は穀物アレルギーの猫ちゃんに
2018年に穀物アレルギーの猫ちゃん向けに、グレインフリーシリーズ(チキン・白身魚の2種)が発売されました!
グレインフリーでありながら、価格は他のラインナップとそこまで差がなく、コスパが非常に良いですよ!
グレインフリーキャットフードの中では1日86円とかなり安い価格で手に入れることができるので、価格が気になって試していなかった人にもおすすめです。
2位:ファーストチョイス
価格(税込) | 1,460円/1.6kg |
主原料 | 鶏肉 |
穀物 | 玄米、コーン、コーングルテンミール |
酸化防止剤 | ビタミンE |
着色料・保存料 | 不使用 |
一日あたりの価格 | 50円(一日55g) |
原産国 | カナダ |
参考:ファーストチョイス|味にうるさい室内猫用|1歳以上|サーモン&チキン
20年愛される獣医師監修の健康管理フード
ファーストチョイスは、1998年より20年に渡り、日本で販売されているプレミアム健康管理フードです。
自然派保存料使用・合成着色料、合成香料不使用・鶏肉副産物不使用を掲げており、猫ちゃんにとっても安心と安全なフードですよ。
下部尿路維持のためにマグネシウムの含有量を調節しており、尿のpHを正常に保ってくれるのも嬉しいポイントです。
低カロリーで太り気味の猫ちゃんにも!
ファーストチョイスのオススメポイントは、他のフードと比べて「低カロリー」だということです!
独自の製法で脂肪分をカットすることで、カロリーも抑えられているので、ダイエット中の猫ちゃんにもオススメできるフードですよ!
ただし、グレインフリーではないので、アレルギーのある猫ちゃんには注意が必要です。
1位:カークランドシグネチャー
価格(税込) | 4,555円/11.34kg |
主原料 | 鶏肉 |
穀物 | 玄米、白米 |
酸化防止剤 | ミックストコフェロール |
着色料・香料 | 不使用 |
一日あたりの価格 | 24円/60g |
原産国 | アメリカ |
※参考:カークランドシグネチャー|メンテナンスキャット11kg
コスパ最強!コストコの大容量キャットフード
大容量で有名なアメリカのブランド「コストコ」のキャットフードです。
米国AAFCO試験適合品なので、栄養価や安全性に関して基準を満たしていますよ♪
また、猫ちゃんが特に消化しづらいトウモロコシや小麦ではなく、米類を使用しているのでアレルギーのリスクは低いです。
酸化防止剤として天然成分のミックストコフェロールを使用しているので、添加物アレルギーの猫ちゃんにも安心です。
保存に注意が必要
ただ、コスパの面では間違いなく1位なんですが、11.34kgと大容量なので、食べきるまでに時間がかかり、痛むのが心配というデメリットもあります。
酸化防止剤は入っていますが、時間が経ちすぎると傷んでしまうので、小分けにして保存するなど注意が必要ですよ!
すごくコスパが良いので、多頭飼いの方やキャットフードににかかるお金をとにかく節約したい人におすすめですよ♪
また、コストコで購入するともっと安く購入できます!
ただし、店舗によっては売り切れや購入個数制限がある場合があるので注意してくださいね。
安全でコスパの良いキャットフード一覧表
順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
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商品画像 | |||||
商品名 | カークランド|メンテナンスキャット | ファーストチョイス | ピュリナワン | モンプチナチュラル | サイエンスダイエット |
価格 | 4,555円/11.34kg | 1,460円/1.6kg | 1,784円/2kg | 577円/500g | 1,673円/1.8kg |
主原料 | 鶏肉 | 白身魚 | ターキー | チキン | トリ肉(チキン、ターキー) |
穀物 | 玄米、白米 | 玄米、コーン、コーングルテンミール | 米、コーングルテンミール、大豆たんぱく、小麦粉、大豆外皮 | コーングルテン、とうもろこし、大麦、米 | トウモロコシ、米、コーングルテン、小麦 |
一日あたりの価格 | 24円 (一日60g) |
50円 (一日55g) |
62円 (一日70g) |
72円 (一日63g) |
60円 (一日65g) |
原産国 | アメリカ | カナダ | アメリカ | アメリカ | チェコ |
商品リンク | カークランド | ファーストチョイス | ピュリナワン | モンプチナチュラル | サイエンスダイエット |
まとめ
いくらコスパが良くても、猫ちゃんの健康を気遣ってないフードでは意味がありませんよね!
- 第一主原料に穀物ではなく肉・魚を使用
- 天然の酸化防止剤を使用
- 人工着色料不使用
- 穀物アレルギーの猫ちゃんにはグレインフリーを選ぶ
猫ちゃんが元気に長生きしてくれるように、そして飼い主の家計を圧迫しすぎないように、安全でコスパの良いフードを選んでみてはいかがですか?
ぜひ、参考にしてみてくださいね!