こんにちは!
毎日の食事で下部尿路ケアもできると好評の国産キャットフード「メディファス」。
膀胱炎や尿路結石など、猫ちゃんは下部尿路疾患になることが多いので、いつものフードでケアできるのは嬉しいですよね。
今回は、メディファスの原材料の評価を評価し、口コミや評判をまとめました。
また、ストルバイト結石・シュウ酸カルシウム結石に配慮した新商品「2種の尿石ケア」についても評価していきます。
クリックできる目次
メディファスの総合評価|Cランク
商品名 | メディファス|一歳から|チキン味 |
総合評価 |
Cランク A~Cの3段階で評価 当サイトの評価基準は【キャットフード一覧ランキング】にて解説 |
評価項目 |
第一原料:×穀類(とうもろこし、コーングルテンミール) その他原料:×動物性油脂 酸化防止剤:○ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール 人工添加物:○なし |
原産国 | 日本 |
第一原料産地 | 不明 |
内容量と価格 | ・700円/500g ・1.5kg/1,600円 ・3kg/2,900円 ※税込、公式サイト参照 |
対応年齢 | 成猫 |
販売元 | ペットライン株式会社 |
公式サイト | 公式ページを確認する |
特徴 | 一覧 コスパ 国産 無添加 |
腎臓・下部尿路ケアができるキャットフード
メディファスの評価はCランクです。
メディファスは、ミネラルバランスを調整することで腎臓の健康を保ち、毎日の食事で猫ちゃんの下部尿路のケアができるキャットフードです。
着色料などの人工添加物が使われていないところは評価できますよ。
また、ライフステージ別や、ダイエット用、毛玉ケアなど、15種類以上も商品ラインナップがあるのは嬉しいポイントですね。
穀物が多いのが気になる
しかし、原材料を見てみると、猫ちゃんが消化しにくい穀物が第一主原料に使われています。
肉食動物である猫ちゃんにとって、消化に時間のかかる穀物は消化不良を起こしやすく、下痢や嘔吐の原因になります。
もちろん、猫ちゃんに多い下部尿路に配慮している点は高く評価できます。
以上のことから、メディファスはCランクになりました。
「メディファス|1歳から|チキン」の原材料をレビュー
穀類(とうもろこし、コーングルテンミール)、肉類(ミートミール、チキンミール、チキンレバーパウダー)、油脂類(動物性油脂)、豆類(おから)、魚介類(フィッシュミール:DHA・EPA源 、フィッシュエキス)、糖類(フラクトオリゴ糖)、卵類(ヨード卵粉末)、シャンピニオンエキス、ビタミン類(A、D3、E、K3、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン、イノシトール)、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、塩素、鉄、コバルト、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素)、アミノ酸類(メチオニン、トリプトファン、タウリン)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)
穀物メインのキャットフード
猫は穀物の消化が苦手
メディファスの第一主原料は穀物です。
完全肉食の猫ちゃんは、穀物類を消化しづらい身体の仕組みをしています。
穀物が多く含まれているキャットフードを食べると、消化不良によって下痢や便秘・アレルギーなどを引き起こす可能性がありますよ。
穀物はかさ増しに使われる
肉類を多く使うとコストがかさむので、穀物はかさ増しに使用されることが多いです。
キャットフードの価格を下げるために穀物を使用しているのです。
コーングルテンミールは便秘の原因?
近年の研究では、コーングルテンミールはウンチの水分量を低下させ便秘の原因になるのではないかと言われています。
また、尿の中へ溶けにくい成分を排出させ結石になりやすくなるとも。
できるだけとうもろこしや小麦粉などは含まれていない方が安心ですよ。
参照元:CiNii|ドライキャットフードの蛋白質源としての魚粉とコーン・グルテンミール|麻布大学獣医学部栄養学研究室
メディファスのミール肉は安全
メディファスで使用されているミートミールは、鶏肉や牛肉から脂肪分を取り除き乾燥させたパウダー状の原材料です。
肉食動物である猫ちゃんの本来の食事に近い、高タンパク・低脂質な原材料です!
Q,チキンミールとはなんですか?
A,鶏から脂を取り除き乾燥させたパウダー状の原材料です。良質なたんぱく源であり、嗜好性、消化性に優れています。必須アミノ酸であるリジン、メチオニン、シスチンが豊富に含まれています。
ただ、激安キャットフードに使用されるような粗悪なミール肉は、人間の食べることのできない部位や、質の悪い動物の肉を使用して作られることもあります。
メディファスで使用されているものは安全ですが、安価なキャットフードの原材料にミール系原材料があったら注意してくださいね。
動物性油脂は不透明な原材料
動物性油脂もミール肉と同様、どんな動物から抽出した油脂を使用しているかわかりません。
ペットフード用の油脂は安価で粗悪なものが多く、人間の食品に使用されるような品質の良いものではありません。
油脂類は「サーモンオイル」「牛脂」など、原材料のわかるものが良いですよ。
ドライフードとウェットフード併用を推奨
メディファスはドライフードの他にも自社のウェットフードを組み合わせて与えることを推奨しています。
<メディファス>ドライフードと併用するときは、<メディファス>ウェットフードを1日1缶と愛猫の体重に合ったドライフードの量を与えて下さい。
ウェットフードを与えると、その分水分摂取ができるので下部尿路疾患の予防には役立ちます。
ただし、ウェットフードだけでも1缶75kcalあるので、通常のドライフード量に加えてあげてしまうとカロリーオーバーしてしまいます。
カロリーを計算しがならドライとウェットを併用するようにしましょう。
メディファスの成分を評価
たんぱく質30.0%以上、脂質12.0%以上、粗繊維4.0%以下、灰分8.5%以下、水分10.0%以下、カルシウム0.7%(標準値)、リン0.7%(標準値)、ナトリウム0.6%(標準値)、マグネシウム0.08%(標準値)
代謝エネルギー(100g当たり)約380kcal
低マグネシウム
ストルバイト結石に配慮して、マグネシウムは0.08%と低くなっています。
マグネシウムを過剰摂取すると、おしっことして排出されたリンと結合してストルバイト結石ができる原因になります。
また、メディファスはミネラルを調整して尿を弱酸性にすることでストルバイト結石を予防してくれます。
ミネラルバランスを調整して尿路結石対策
メディファスは、カルシウム・リン・マグネシウムなどのミネラルバランスとアミノ酸などを調整し、尿pHをコントロールする設計になっています。
猫にとって最適なミネラルバランスは、カルシウム:リン:マグネシウムが1.2:1:0.08と言われています。
メディファスのそれぞれの成分を見てみると、マグネシウムは少し多いですが、バランスは整っていますよね。
また、尿路結石はミネラルバランスが崩れることででき、年齢ごとにできやすい結石の種類が違います。
メディファスでは猫の年齢によってミネラルバランスと尿pH値をきめ細かく設定していますよ。
⇒ “尿石”解決の鍵は、マグネシウムとカルシウムを始めとしたミネラルバランス
タンパク質の内容に不安
穀物メインのキャットフードなので、植物性タンパク質の割合が多い可能性があります。
メディファスのタンパク質は30%を超えているので、少な過ぎることはありません。
しかし、問題はそのタンパク質の種類です。
猫ちゃんの身体にとって必要な栄養素は動物性タンパク質からしか摂取することが出来ません。
しかし穀物中心では植物性たんぱく質の割合が多い可能性がありますよね。
できるだけ、猫ちゃんに必要な肉類を第一主原料にしたフードを与えたほうが良いですよ。
メディファスキャットフードの特徴
尿路結石ケアがベースの国産キャットフード
メディファスは全ての商品に「下部尿路ケアができる」と表記しています。
猫は膀胱炎や尿路結石など下部尿路疾患にかかりやすい動物なので、毎日の食事で病気の予防ができるのは良い事ですね。
尿pHコントロールが可能
猫の尿路疾患発症には尿のpHが大きく関わっているとされています。
メディファスではフードに含まれるミネラル類(カルシウムやナトリウム、マグネシウムなど)や、身体に必須な栄養素であるアミノ酸の配合を調節しています。
ミネラル分やアミノ酸の調節により、尿路疾患になりにくい弱酸性の尿になるようにpHコントロールしているのです。
マグネシウム・カルシウムの配合を年齢ごとに変える
猫に多いのは、ストルバイト結石とシュウ酸カルシウム結石という尿路結石です。
- ストルバイト結石
- シュウ酸カルシウム結石
ストルバイト結石はマグネシウムの過剰が原因で、1歳〜6歳くらいまでの比較的若い成猫期に多く発症するとされています。
シュウ酸カルシウム結石はカルシウムの過剰摂取が原因で、7歳〜11歳くらいの高齢期の猫ちゃんに多く発症する結石です。
メディファスでは、成猫期のフードでは成長に必要なカルシウムはそのままマグネシウムだけを調節し、高齢期のフードではマグネシウムとカルシウムの両方を調節しています。
年齢ごとになりやすい病気が異なるので、きちんと年齢を考えて配合を変えてくれているのは好評価です。
2022年5月には、ストルバイト結石・シュウ酸カルシウム結石の2種類を同時にケアできるシリーズも登場しました。
国産は安心安全なのか
メディファスは国産品であるとの表示もあるので安心する方も多いでしょう。
しかし、原材料を海外から輸入して国内で製造し、国産表記にしているフードもあります。
製造は国内なので国産でも、原材料がほとんど海外であればなんだか信頼できませんよね…
つまり、原材料の産地がきちんと表示されている製品が一番安心であるといえます。
メディファスは国内製造ですが、原材料の産地まで記載はないので、品質や産地という点では少し不安に感じます
獣医大学との共同開発は信用できる?
実はあまり関係ない
<メディファス>は…
麻布大学獣医学部との共同研究に基づき開発した、愛猫の下部尿路の健康維持フードです。
参照元:PETLINE公式|メディファス
メディファスは大学との共同研究で開発されたフードのようです。
大学との研究という名前がつくと、きちんと実験された!と信頼性が増すように感じますが、実際はあまり関係ありません。
公的な雑誌や団体に論文が投稿されているか?がきちんとした研究か見極めるポイントになります。
メチオニンがストルバイト結石予防に
筆者が検索するとメディファスの名前での研究論文は見つけられませんでした。
しかし、メディファスに含まれている『メチオニンという物質がストルバイト結石の発生減少に役立つ』という研究結果は検索することが出来ました!
参考:CiNii|キャットフードへの尿酸性化剤(メチオニン, 塩化アンモニウム)添加が尿不溶性成分量に及ぼす影響|麻布大学獣医学部栄養学研究室
メディファスシリーズをレビュー
ラインナップが豊富なメディファスには大きく分けて3種類のフードがあります。
- 下部尿路の健康ケア+年齢ごとのケア
- 下部尿路の健康ケア+生活習慣ごとのケア
- 下部尿路の健康ケア+進化した価値による健康ケア(アドバンス)
何種類かレビューしていきたいと思います。
メディファス|子猫|12ヶ月まで|チキン味
【原材料】
穀類(とうもろこし、コーングルテンミール)、肉類(ミートミール、チキンミール、チキンレバーパウダー)、豆類(おから)、油脂類(動物性油脂、ガンマ-リノレン酸)、魚介類(フィッシュミール:DHA・EPA源)、糖類(フラクトオリゴ糖)、卵類(ヨード卵粉末)、シャンピニオンエキス、ビタミン類(A、D3、E、K3、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン、イノシトール)、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、塩素、鉄、コバルト、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素)、アミノ酸類(メチオニン、タウリン、トリプトファン)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)【成分】
たんぱく質32.5%以上、脂質12.0%以上、粗繊維4%以下、灰分9.0%以下、水分10.0%以下、カルシウム1.0%(標準値)、リン0.8%(標準値)、ナトリウム0.4%(標準値)、マグネシウム0.09%(標準値)
たんぱく質は控えめ
たんぱく質は、AAFCOの定める基準では、子猫は30%以上となっています。
メディファス子猫用は32.5%以上と十分なたんぱく質量です。
しかし、プレミアムフードや、他のメーカーの子猫用のフードと比べると、たんぱく質は控えめな印象です。
子ねこ用もミネラル量の調節あり△
子猫用も尿路ケアとしてカルシウム・リン・ナトリウム・マグネシウムの量が調節されています。
しかし一般的に幼齢で尿路疾患になるということは考えられにくいです…
ですので、子猫用フードでミネラル類を低値にしているメリットはあまりないかと感じました。
メディファス|避妊・去勢後のケア|子ねこから10歳まで|チキン&フィッシュ味
【原材料】
穀類(とうもろこし、コーングルテンミール)、肉類(ミートミール、チキンミール、チキンレバーパウダー)、豆類(おから)、油脂類(動物性油脂、ガンマ-リノレン酸)、セルロース、魚介類(フィッシュミール:DHA・EPA源、フィッシュエキス)、糖類(フラクトオリゴ糖)、卵類(ヨード卵粉末)、シャンピニオンエキス、L-カルニチン、ビール酵母、ビタミン類(A、D3、E、K3、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン、イノシトール)、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、塩素、鉄、コバルト、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素)、アミノ酸類(メチオニン、タウリン、トリプトファン)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)【成分】
たんぱく質 32.5%以上、脂質 8.5%以上、粗繊維 6.5%以下、灰分 9.0%以下、水分 10.0%以下、カルシウム 1.0%(標準値)、リン 1.0%(標準値、)ナトリウム 0.7%(標準値)、マグネシウム 0.09%(標準値)参照元:PETLINE HP|キャットフード|メディファス|避妊・去勢後のケア|子ねこから10歳まで チキン&フィッシュ味
脂質10%カット◯
同じメディファスの「1歳から チキン味」に比べて脂質が10%カットされています。
多くの猫は発情が始まる前、1歳前に避妊去勢を行う事が多いと思います。
避妊去勢をした猫は太りやすくなると言われているので、低カロリーのフードに変更するのもオススメです。
全年齢対応◯
全年齢対応ということで、タンパク質量32.5%としっかり配合されています。
他のメーカーでよくある避妊去勢ケアはタンパク質量が30%前後である事が多いです。
1歳になったばかりの成長期の猫はたくさん成長に必要なタンパク質を摂取することが大切なので、このフードはバランスが良いと思いました。
メディファス|満腹感ダイエット|1歳から|チキン&フィッシュ味
【原材料】
穀類(とうもろこし、コーングルテンミール、小麦粉)、肉類(ミートミール、チキンミール、チキンレバーパウダー)、豆類(おから)、油脂類(動物性油脂、共役リノール酸、ガンマ-リノレン酸)、セルロース、魚介類(フィッシュミール:DHA・EPA源、フィッシュエキス)、糖類(フラクトオリゴ糖)、卵類(ヨード卵粉末)、シャンピニオンエキス、L-カルニチン、ビール酵母、ビタミン類(A、D3、E、K3、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン、イノシトール)、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、塩素、鉄、コバルト、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素)、アミノ酸類(メチオニン、タウリン、トリプトファン)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)【成分】
たんぱく質 29.5%以上、脂質 8.5%以上、粗繊維 7%以下、灰分 9%以下、水分 10.0%以下、カルシウム 0.7%(標準値)、リン 0.7%(標準値)、ナトリウム 0.6%(標準値)、マグネシウム 0.09%(標準値)
小麦粉の含有あり✕
メディファスのダイエット用には、小麦粉の含有があります。
小麦粉はアレルギーになりやすい食材なので、キャットフードにあまり使用してほしくない原材料です。
同じメディファスを今まで食べていてもこちらの商品にフードを変える際は注意が必要です。
このダイエット用にフードを変えてから身体を痒がったり、目の周りや身体に赤みがでた場合は小麦粉アレルギーが疑われますので病院で検査を行って下さい。
共役リノール酸とL-カルニチン配合◯
共役リノール酸とL-カルニチンは、脂肪燃焼などのダイエット効果を期待して配合されている成分です。
共役リノール酸は、脂肪を分解・燃焼させたり肥満を抑制するダイエット効果があると言われています。
肥満を抑制してくれる成分が配合されているのは良いですね。
メディファスアドバンス
メディファスには、食物アレルギーや、高齢の腎臓ケアに特化したフード「メディファスアドバンス」もあります。
新登場「2種の尿石ケア」
2022年5月にメディファスアドバンスから新登場したのが「2種の尿石ケア」です。
穀類(とうもろこし、コーングルテンミール)、肉類(ミートミール、チキンミール、チキンレバーパウダー)、油脂類(動物性油脂)、豆類(おから、脱脂大豆)、魚介類(フィッシュミール、 フィッシュエキス)、セルロース、ウラジロガシパウダー、糖類(フラクトオリゴ糖)、β-グルカン、ビタミン類(A、D3、E、K3、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン、イノシトール)、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、塩素、鉄、コバルト、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素)、アミノ酸類(メチオニン、トリプトファン、タウリン)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)
メディファスアドバンス「2種類の尿石」は、ストルバイト結石・シュウ酸カルシウム結石のふたつの尿石に配慮したシリーズです。
若い猫ちゃんが罹りやすいストルバイト結石に配慮したキャットフードはメディファス以外にも多くありますが、ストルバイト結石・シュウ酸カルシウム結石どちらにも配慮したものはありませんでした。
RSS管理
メディファスは、ミネラルなどの栄養バランスを調整することでRSSが高くならないように管理しています。
RSS(相対過飽和度)とは、猫の尿の中にどの程度のミネラルが含まれていて、尿石ができやすい状態か、できにくい状態かの目安を示しています。
つまりRSSが低ければ、尿石はできにくいということです。
参照:メディファス公式「メディファスアドバンス|2種の尿石ケア」
尿pHコントロール
また、ストルバイト結石ができやすい環境を避けるために、ミネラルやアミノ酸を調整し、尿を弱酸性化しています。
pH6.2~6.5に調節することで、アルカリ性に傾くことで結晶化するストルバイト結石の発生を防いでいます。
マグネシウム含有量も0.08%に抑えられているので、対策フードとしては効果がありそうですね。
グレインフリー
2021年3月に新登場した、下部尿路の健康ケア×グレインフリーの「メディファスアドバンス|グレインフリー」。
【原材料】
肉類(ミートミール、チキンミール、チキンレバーパウダー)、豆類(脱脂大豆、おから)、油脂類(動物性油脂)、魚介類(フィッシュミール:DHA・EPA源、フィッシュエキス)、セルロース、糖類(フラクトオリゴ糖)、卵類(ヨード卵粉末)、シャンピニオンエキス、加工でん粉、ビタミン類(A、D3、E、K3、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン)、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、塩素、鉄、コバルト、銅、マンガン、亜鉛アミノ酸複合体、亜鉛、ヨウ素)、アミノ酸類(メチオニン、タウリン、トリプトファン)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)【成分】
たんぱく質:32.5%以上、脂質:16.0%以上、粗繊維:7.5%以下、灰分:11.5%以下、水分:10.0%以下、カルシウム:0.9%標準値、リン:0.9%標準値、ナトリウム:0.4%標準値、マグネシウム:0.09%標準値
代謝エネルギー:約 370kcal(100g当たり)
尿のpHを6.2~6.5に調整し、マグネシウムを低く設定することで、尿路結石などの下部尿路疾患に配慮するという、メディファスの特徴である下部尿路ケアはそのままです。
なによりスーパーで売っている国産フードでグレインフリーが手軽に購入できるようになるのは嬉しいですね。
食物アレルゲンケア
食物アレルゲンケアにはトウモロコシ・小麦粉を使わずに、炭水化物源を大豆・米に限定、また動物たんばく質源もポークのみに限定しています。
こちらはグレインフリーではありませんが、グルテンフリーなので、小麦粉アレルギーのある猫ちゃんにはオススメです。
腎臓の健康維持
加齢によって気になってくる腎臓の健康維持に配慮し、リン・ナトリウムを調整しています。
フラクトオリゴ糖やセルロースを配合し、便秘になりやすい老猫の毎日のお通じをサポートしてくれますよ。
通販の激安フードには注意!
メディファスは大手通販サイトで激安で販売されていることがあります。
実は、フードが激安で売られるのには理由があります。
中には健康に注意が必要ともいえるフードもありますので購入の際は注意しましょう!
大手通販サイトで激安になる理由
楽天やAmazonなど有名通販サイトではいつもは高いフードが激安で販売されていることも。
なぜ激安になっているのでしょうか??
それは、大量に仕入れているので格安で販売できたり、消費期限間近の製品を安く仕入れて激安品として販売しているからです。
安く販売されているのには何か正規の値段で販売できない理由がありますので、購入の際は注意が必要です。
いざという時の対応は?
正規販売店以外での販売の場合、万が一含まれている材料で健康被害が起こってしまった時に責任の所在がどこにあるのかという点が問題になります。
製造した製造元なのか?販売会社の保管管理が悪かったからなのか?購入者の責任なのか?
正規販売店で購入すればそれらの心配はまずないと言って良いですし、更に製造番号などが割り振られている製品でしたら製品管理がしっかりされていて安心といえます。
通販の粗悪品を買わないためのポイント
もし、どうしても通販の激安品を購入したいのであれば、以下のポイントをチェックするようにしましょう。
- 賞味期限を確認する
- レビューをみて粗悪品を売っていないか確認する
- 訳あり表記を確認する
そのお店のレビューを見ると「パッケージが破れていました」「変質していました」などの口コミが見つかるときがあります。
そのような場合はどんなに安くても購入しないほうが良いでしょう。
「訳ありキャットフード」などと最初から表記してあると、ワケアリの理由もわかるので、購入する時のポイントになりますよ。
当サイトに投稿された「メディファス」の口コミ・評判
まだ評価がありません。最初の口コミを投稿してみませんか?
当サイトで調査した「メディファス」の口コミ・評判
良い口コミ・好評
食いつきが良い
ご飯食べるよう模索してるんだけど、ロイカナの横にメディファス高齢猫腎ケア置いたらとりあえず優先的に食べてくれてる。味?粒が小さいから?
お腹はすいてるぽいのに食べてくれないのはこまるからなあ、口内炎が引かないせいかな…Felvな以上たぶん一生付き合う必要あるので少しずつ対策練りたい。 pic.twitter.com/LbH1ZdL6mM— e78_みけのみつまめ (@e78_nekko) 2019年1月5日
メディファスは食いつきが良いとのレビューが多数ありました。
下部尿路ケアの製品は食いつきが悪いものが多いので、「食べてくれない」に困っていた飼い主さんには好評価なようです。
コスパが良い
さすがメディファスはん…猫ちゃんの腎臓に負担かけない高コスパの猫ご飯メーカーとしての姿が素晴らし過ぎるな
— エンドーハイロウ ロカビリー描きます! (@sumireironomati) 2018年12月29日
メディファスはコスパが良いという意見もありました。
下部尿路ケアもできて低価格なので、お財布にも猫ちゃんにも優しいですね♪
グレインフリーができて嬉しい
メディファスにもグレインフリーのフードが出来てた!まだまだ高いけどもっと色んなメーカーからグレインフリーが出て選択肢が増えると良いな。お値段的にももう少し下がってくれるといいけど、それはまだ贅沢かしら。
— にな☆りす 猫捜し祈り中 (@Niraris) April 24, 2021
早速新発売のグレインフリーについての口コミを見つけました!
スーパーや量販店で国産のグレインフリーが買えるのは嬉しいポイントですよね。
お値段は穀物メインのものよりは上がってしまいますが、しかたないことでもあります。
悪い口コミ・悪評
リニューアルが多い
メディファスがリニューアルした途端、ミランさんの食いつきが悪くなった~。゚(゚^ω^゚)゚。 数少ないよく食べる下部尿路健康維持フードやったのに…何が気に入らんのじゃあ~
— ひろこ (@hrk2506) 2018年10月25日
メディファスは2016年秋、2018年秋にリニューアルを行っており、今まであった商品がなくなってしまいました!
こだわりのある猫ちゃんは、味の違いで食べなくなってしまう子もいるようです。
突然リニューアルを行うメーカーは少し不安に感じてしまいますね。
毛並みが悪くなった
一時的にメディファスにしてたらグラちゃんの手触りが悪くなってきたのでやっぱりロイカナに戻す ぬーん 本当はナチュラルチョイスにしたいんだけど全力で拒否るからなあ…
— NekoNoola (@NekoNoola) 2016年10月3日
メディファスにしたら毛並みが悪くなった…と感じたユーザーさんがいらっしゃいました。
どの商品を使用していたのかわかりませんが、脂質の量が少ないと毛並みが悪くなることがあります。
避妊去勢用やダイエット用などは脂質の量を制限しているので毛並みが悪くなる事が考えられます。
猫ちゃんの毛並みが気になる人にはオメガ3脂肪酸などが多く含まれる魚肉のキャットフードがおすすめですよ♪
まとめ
着色料などの人工添加物は不使用で、いつもの食事でそのまま下部尿路ケアができるというのはとても良いですよね。
- 毎日の食事で下部尿路ケア
- 穀物中心なのでアレルギーに注意
- メチオニンでストルバイト結石予防
- メディファスアドバンスにグレインフリー・2種の尿石ケアが登場!
猫ちゃんがなりやすいストルバイト結石の予防に効果的なのは嬉しいですが、原材料は穀物ばかりで、質が良いとは言えません。
できれば、猫ちゃんにとって大事な動物性タンパク源が第一主原料のものを選んであげましょう。
穀物が気になる人には、新発売のメディファスアドバンス|グレインフリーをおすすめします。