こんにちは!
近年、愛猫にも安全で高品質なキャットフードを食べさせたいという飼い主さんが増えてきていますよね。
その中で注目されているのが、オーガニックキャットフードです。
いろんなキャットフードメーカーからもオーガニック商品がたくさん販売されています。
- オーガニックキャットフードとは?
- オーガニックキャットフードの選び方
- オーガニックキャットフードのメリット・デメリット
- おすすめのオーガニックキャットフード
この記事では、オーガニックキャットフードの疑問やおすすめ商品について紹介しています。
是非参考にしてみてくださいね♪
クリックできる目次
オーガニックキャットフードとは
そもそもオーガニックって?
オーガニックとは、「有機の」という意味で、農薬や化学肥料を使わずに作られた農産物のことです。
キャットフードについて言えば、有機栽培された原料を使って作られているものということになります(^^)
遺伝子組み換え技術を使っていないことや、合成保存料や着色料を使わないこともオーガニックの条件の一つです。
オーガニック認証とは
実は、オーガニックには世界共通の基準がありません!
そこで、それぞれの生産国にある、オーガニック認証機関が独自の基準でキャットフードの原料を審査しています。
アメリカなら「USDA」、ドイツなら「Demeter」といったような機関で、その基準をクリアすると、キャットフードにオーガニック認証を表記することができます。
- USDA(アメリカ)
- COR(カナダ)
- Demeter(ドイツ)
- EKO(オランダ)
- KRAV(スウェーデン)
- Debio(ノルウェー)
特に欧米の基準は厳しく、この認証表示マークがあるかないかが、オーガニックフードを選ぶときの大事な基準になりますよ♪
参照:オーガニックマガジンなちゅここ生活「海外有機(オーガニック)認証機関」
無添加とオーガニックの違い
「無添加」と「オーガニック」はどちらも化学物質を使わず、安全性が高いというイメージがありますが、実際はかなり差があります。
キャットフードの無添加とは
キャットフードの無添加とは、「キャットフードに有害な合成酸化防止剤や、着色料などの人工添加物を加えていない」という意味です。
通常、キャットフードはAAFCOなどの定める栄養基準を満たすために、ビタミンやミネラルを添加して作られます。
また、酸化させないための酸化防止剤も添加されます。
キャットフードのオーガニックとは
それに比べて、オーガニックは、「農薬や化学肥料を使わずに作られた原料を使って製造されている」ものです。
つまり、原料からこだわっているので、オーガニックの方がより安全ということになります!
しかし、原料がオーガニックでも添加物たっぷりでは意味がないので、オーガニックで無添加のフードが1番良いですね(^^)
オーガニックキャットフードのメリット・デメリット
オーガニックキャットフードのメリット
安全性が高い
オーガニックキャットフードは、原料からこだわって作られているので、安全性は非常に高いです。
また、オーガニック認証表示があることで、その安全性がしっかりと保証されているのでフードを選ぶときも安心です。
アレルギーのリスクが低い
オーガニックキャットフードはアレルギーのリスクが低いフードです!
猫にとって化学物質は有害で、少量ずつでも摂取し続けるとアレルギーを起こすことがあります。
しかし、無農薬なオーガニック原料を使うことで、食べ物からの化学物質の摂取を防ぐことができますよ(^^)
オーガニックキャットフードのデメリット
価格が高い
オーガニックのキャットフードは、そうでないものに比べて価格が高いのがデメリットです。
しかし、有機栽培の上質な原料を使用しているので、価格が高いのは当然のことですよね。
もちろん、家計を圧迫してしまっては意味がないので、お財布と相談しながら猫ちゃんにベストなフードを選んであげましょう♪
日本のオーガニックには注意が必要?
日本には欧米のようにペットフードに対してのオーガニック認証機関がありません。
認証も受けずにオーガニックとして販売しているフードも存在するのです。
だから、購入する際はどこかの国でオーガニック認証を受けているかどうか、きちんと確認する必要がありますよ!
認証表示されていれば、オーガニックに間違いはないので安心です(^^)
オーガニックキャットフードの選び方
オーガニック認証表示を選ぶ
オーガニックキャットフードを選ぶ際、認証表示があるフードを選ぶことが最も重要です。
特に、欧米はオーガニック認証の基準がとても厳しいです。
【米国USDAオーガニック認証マーク】
・米国の法律で定められた米国農務省(USDA)のオーガニック認証マーク
・原料の “95%以上” が有機でなければこのマークを付けることはできない
・このマークは95%以上有機原料を使用しているという証
・数多くの厳格な規則があり世界で最も厳しい認証といわれている pic.twitter.com/B3y2F4CuSb— 食の未来を本気で考える一般人 (@Syoku_no_mirai) August 27, 2021
より安全性を求める飼い主さんには欧米産のキャットフードがおすすめです!
人工添加物不使用
原材料に農薬が使われていなくても、フードの保存などのために人工添加物が使用されていたら、安全とは言えません!
酸化防止剤や着色料などの人工添加物には、エトキシンやBHA、BHTなどがあり、発がん性が認められているものもあります(-_-;)
フードを選ぶ際には、それらの有害な添加物がないかを確認することが必要です。
無添加のフードには、天然素材のミックストコフェロールやビタミン類が酸化防止剤として使われることが多いので、覚えておくと良いですよ♪
穀物は少なめが良い
グレインフリーがおすすめ
オーガニックであっても、猫ちゃんは小麦やトウモロコシなどの穀物にアレルギーを起こす可能性が高いので、できるだけグレインフリーを選びましょう。
というのも、猫ちゃんは完全肉食動物なので、穀物を消化する身体の仕組みを持っていません。
だから穀物は消化不良を起こしやすく、下痢や嘔吐などのアレルギーを発症してしまうことがあるのです。
せっかく安全なオーガニックキャットフードを選ぶのなら、アレルギーのリスクの低いグレインフリーがベストですよ(^^)
⇒ グレインフリー(穀物不使用)のキャットフードのおすすめランキング【7選】
小麦アレルギーにはグルテンフリー
穀物の中でも、小麦に含まれるグルテンにアレルギーがある場合は、グルテンフリーのフードを選びましょう。
特にアレルギーになりやすい小麦・トウモロコシをさけ、消化の良い米などを使用しているフードがおすすめです。
主原料がオーガニックのもの選ぶ
オーガニックキャットフードを選ぶときは、オーガニック原料の割合にかかわらず、主原料がオーガニック素材であるものを選びましょう。
オーガニックといっても、どの原料がオーガニックかはそれぞれの商品によって違います。
よって、猫ちゃんの身体を作る肉や魚などの動物性タンパク源が第一主原料で、なおかつオーガニックなフードがおすすめです!
オーガニックキャットフードのおすすめランキング
5位 デフ|アダルトチキン|グルテンフリー
価格(税込) | 6,480円/3kg |
主原料 | 鶏肉 |
オーガニック原料 | 100%(鶏肉、大豆粉、米粉など) |
オーガニック認証 | Demeter(ドイツ) |
カロリー | 390kcal/100g |
原産国 | ドイツ |
100%オーガニック原料のドイツのキャットフード
デフは、なんと100%オーガニック原料を使用したドイツのキャットフードです。
厳しいことで有名なドイツのオーガニック基準Demeterの認証を受けています。
タイム・オーズマリー・パセリといった天然ハーブが猫ちゃんの健康をサポートしてくれますよ♪
グルテンフリーなので、グレインフリーを求める人には不向き
アレルギーのリスクの高い小麦の使用はなく「グルテンフリー」ですが、大豆やトウモロコシなどの穀物は使用があり、グレインフリーではありません。
大豆やトウモロコシはアレルギーのリスクがあるので、穀物アレルギーが心配な猫ちゃんには控えたほうが良いかもしれませんね。
4位 オリジン|6フィッシュキャット
価格(税込) | 8,580円/1.8kg 19,580円/5.45kg |
主原料 | 新鮮丸ごとサーモン |
オーガニック原料 | 太平洋サーモン、カレイ、ノーザンウォールアイなど |
オーガニック認証 | EU(欧州連合)基準 |
カロリー | 406kcal/100g |
原産国 | カナダ |
6種類の魚を使った高タンパクなプレミアムフード
オリジン6フィッシュキャットは、カナダ産の天然魚を6種類たっぷり使用した高タンパク低炭水化物なキャットフードです。
オリジンは「生物学的に適正」なフードを製造するという理念に基づき、魚や果物を丸ごと使い、猫本来の食事に近づけています。
魚に豊富に含まれる海産オメガ3脂肪酸(DHA・EPA)が美しい毛並みの維持に効果的ですよ♪
自社キッチンにも厳しい基準
オリジンを製造しているチャンピオンフーズ社では、製造は外部委託を行わず、自社キッチンのみで行っています。
この自社キッチンは、国際的にも食品の安全性を認められており、数々の賞を受賞しています!
原料の安全性に加えて、キッチンの安全性も高く、購入する飼い主さんにも安心ですよね(^^)
3位 オーガニクス|グレインフリー|チキン&スイートポテトレシピ
価格(税込) | 6,380円/1.81kg |
主原料 | 有機鶏肉 |
オーガニック原料 | 95%(鶏肉、エンドウ豆、サツマイモ、ひよこ豆など) |
オーガニック認証 | USDA(アメリカ) |
カロリー | 374kcal/100g |
原産国 | アメリカ |
アメリカのオーガニックフードメーカーNo1のキャットフード
オーガニクスは、アメリカに30社以上あると言われているオーガニックペットフードメーカーの中でナンバーワンの、完全無添加オーガニックキャットフードです。
USDA(米国農務省)の厳しいオーガニック認証を受けた原料を95%使用しています。
有機原料ばかりを使っているプレミアムフードなので、コストが高いのが難点ですが、その分安全は保証されていますよ!
プロバイオティクスですっきりサポート
生きたまま腸に届くプロバイオティクスが配合されているので、便秘気味の猫ちゃんにもおすすめですよ!
また、含まれているオメガ3脂肪酸に毛並みを美しく保つ効果があるので、長毛種の猫ちゃんにも良いですね♪
2位 ヤラー|オーガニックキャットフード|グレインフリー
価格(税込) | 9,350円/2.4kg 3,520円/800g |
主原料 | 鶏肉 |
オーガニック原料 | 96%(鶏肉、グリーンピース、ニシンなど) |
オーガニック認証 | Euro leaf(EU)、EKO(オランダ)、KRAV(スウェーデン)、Debio(ノルウェー) |
カロリー | 344kcal/100g |
原産国 | オランダ |
96%オーガニック原料のグレインフリーキャットフード
ヤラーは、世界で初めてペットフードにオーガニック素材を使ったペットフードメーカーとして有名で、EU、オランダ、スウェーデン、ノルウェーの4つのオーガニック認証を受けています。
ヒューマングレードなオーガニック素材を96%使用しており、猫が消化を苦手とする穀物は不使用です。
もちろん、人工酸化防止剤などの添加物は使わず、全て自然素材で作られていますよ。
肉の飼料もオーガニックにこだわる
ヤラーの原材料の鶏や牛もオーガニックな餌を食べて育てられており、野菜や果物も無農薬です。
また、クールコンテナで日本へ運ばれるので、輸送の間にフードが痛む心配もありませんよ!
1位 ギャザー|フリーエーカー
価格(税込) | 1,815円/454g 6,380円/1.8kg 9,460円/3.63kg |
主原料 | チキン(オーガニック) |
オーガニック素材 | 95%(チキン、エンドウ豆、フラックスシード) |
オーガニック認証 | COR(カナダ)、USDA(アメリカ)、MSC(水産物)、VEGAN.ORG(ベジタリアン)、環境に優しいパッケージ |
カロリー | 366kcal/100g |
原産国 | カナダ |
4つの機関から認証を受けた安心のオーガニック
ギャザーは、カナダ・アメリカのオーガニック認証と、自然環境を守って獲られたシーフードであることの認証、そしてベジタリアンフードの認証の4つの認証を受けた、安心のオーガニックフードです。
チキンや野菜・果物などのオーガニック原料は95%で、そのすべては厳しい基準をクリアした生産者からのみ仕入れています。
アレルギーのリスクの高いトウモロコシなどの穀物類は不使用のグレインフリーで、アレルギーに敏感な猫ちゃんにもおすすめですよ!
パッケージから土壌までこだわっている
ギャザーはサトウキビ由来の「バイオプラスチック」を30%つかったパッケージを使っており、環境保全にも努めています。
また、原料を育てる土壌で3年以上農薬を使用していない生産者を使うなど、徹底した管理をしています。
地球環境にもこだわった、正真正銘のオーガニックフードです♪
オーガニックキャットフードのおすすめ一覧
おすすめ順 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
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商品画像 | |||||
商品名 | ギャザー|フリーエーカー | ヤラー|グレインフリー | オーガニクス|グレインフリー | オリジン|6フィッシュキャット | デフ|グルテンフリー |
価格 | 6,264円/1.8kg | 9,180円/2.4kg | 6,480円/2.7kg | 6,804円/1.8kg | 6,480円/3kg |
主原料 | チキン(オーガニック) | 鶏肉 | 有機鶏肉 | 新鮮丸ごとサーモン | 鶏肉 |
オーガニック認証 | アメリカ認証、カナダ認証 | EU認証、オランダ認証、スウェーデン、ノルウェー認証 | アメリカ認証 | 欧州連合基準 | ドイツ認証 |
カロリー(100gあたり) | 366kcal | 344kcal | 374kcal | 406kcal | 390kcal |
原産国 | カナダ | アメリカ | アメリカ | カナダ | ドイツ |
商品リンク | ギャザー | ヤラー | オーガニクス | オリジン | デフ |
まとめ
猫ちゃんの健康に配慮したオーガニックキャットフードのおすすめをランキングと、オーガニックキャットフードの選び方を紹介しました。
- オーガニック認証マークをチェックする
- 人工添加物不使用
- グレインフリー(穀物不使用)
- 原材料にこだわっているので価格は高め
上質な有機原料を使って作られているので、プレミアムフードの中でも価格は高めですが、猫ちゃんの健康的な身体づくりに間違いなく効果がありますよ。
アレルギーのある猫ちゃんはもちろん、毛並みが気になってきたシニアの猫ちゃんや虚弱体質の猫ちゃんにもおすすめです♪
是非参考にしてみてくださいね!