『EUKANUVA』(ユーカヌバ)のブランド名は見たことがある方は多いかと思います。
動物病院やペットショップ、ブリーダーさんがおススメすることが多いフードです。
どんなフードなのか、調査・評価したいと思います!
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ユーカヌバキャットフード
当サイトのユーカヌバキャットフード評価はAランクです。
ユーカヌバは、実はアイムスを販売しているP&G社の製品の一つです。
アイムス社は「アイムス」ブランドの他に、1969年に「最高の」と言う意味を込めた「ユーカヌバ」を開発しました。
そして1999年にP&Gに会社を売り渡し、現在ではP&Gペットケアとしてアイムス・ユーカヌバ製品が販売されています。
その為、原材料のクオリティー等は大体アイムス製品と似ています。
ユーカヌバは『ケンネル・クラブ』と協力関係を築いています。
※ケンネル・クラブは、犬の飼育指導を推進する団体です。各国で“イヌの品種の認定“や”犬種基準の指定“を行い、ドッグショーなどを開催しています。
ヨーロッパのさまざまなケンネル連盟と交流があり、更に国際畜犬連盟(FCI) やアメリカ・ケンネル・クラブ(AKC)といった、著名で信頼性の高い組織とも協力関係を築いています。
その為、日本でも多くのブリーダーやトレーナーがユーカヌバの商品を使用し、推奨しているフードです。
動物病院でも、同社の製品である「アイムス」と並んで良く勧められる商品として名前が挙がることが多いです。
ユーカヌバの評価と解説
成猫用健康維持用の説明
参照元:1歳~6歳用ユーカヌバ・キャット 健康維持用
•尿路の健康に。マグネシウム量を低く抑えることによって、FLUTDに配慮
⇒猫に多い猫下部尿路疾患(FLUTD)。ミネラル成分の摂取過多で尿路結石や膀胱結石などの原因になってしまいますので、ミネラル量に配慮してくれているのは良いと言えます。
•歯の健康に。バランスのとれたカルシウム、リンが健康な歯や骨の維持をサポート。また、適度な硬さの粒を噛むことで食事中の歯垢の除去をサポート。
⇒歯のケアにまで気を配ってくれています。猫は元々食料を丸のみする動物なので、適度な硬さで噛むことを促すのは良いです。
しかし個体によって丸のみする子もいるので、丸のみした場合に、胃腸への負担が気になります。
•お腹の健康に消化の良い動物性たんぱく質が主原料。適度な発酵性を持つビートパルプが腸の健康をサポートし、適度な硬さの健康な便にします。さらに、ロイヤルバイオティクス(フラクトオリゴ糖)を配合し、猫の腸内環境に配慮。
⇒ビートパルプは賛否両論ある原材料です。
サトウダイコンから砂糖を搾り取る時に、出た搾りかすの食物繊維物のことですが、元々便秘がちな子の場合は繊維質が多すぎて便が硬くなり、便秘が悪化したり排便する際に肛門を傷つけたりする危険性もあります。
原材料を解説
原材料を見てみましょう。
気になる点は、鶏副産物・トウモロコシ粉・乾燥ビートパルプなどです。
この原材料表記は配合量が多い順に記載されています。
鶏副産物とは、鶏の肉部分以外を指すものです。副産物には人間が食べられない部位が使用されている場合があります。
くちばしや骨なども含まれていると考えられ、メーカーはこの鶏副産物を粉の状態で仕入れている場合が多いので、どんな副産物が粉になっているのかわかりません。
何がはいっているかわからないので、不安材料であると挙げられます。
トウモロコシ粉・粗びきトウモロコシは、本来肉食の猫は消化し辛い食物です。
鶏肉材料の次にこのトウモロコシ材料が多いという事でかさ増しの為もあると思いますし、猫の健康には必要のない材料です。
ビートパルプは前述したように、賛否の分かれる材料です。
他の食物繊維などで健康な便になるように出来れば一番であるので、あえて添加しなくても良いのではと感じます。
おそらく原材料が安くかさ増しできるので、五番目に多く配合されているのでしょう。
ユーカヌバのキャットフードの口コミ・評判
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ユーカヌバのキャットフードの口コミ・評判を解説します。
ユーカヌバ以外はお腹が緩くなるのでユーカヌバが良い。
お腹が緩くなりがちな子は、オリゴ糖と食物繊維(ビートパルプ)が多く配合されているユーカヌバの製品は便が硬くなり良いでしょう。
またその子その子によってキャットフードも合う合わないがあるので、お腹に合うフードを探すのもおススメです。
ブリーダーさんが子供の頃から食べているとおススメされたので食べている
多くのブリーダーさんがユーカヌバをお勧めしている場合が多いように思います。小さい頃から食べているフードであれば合わない・食べないことも少ないと思います。
ただし、もとのフードに徐々に混ぜていけばフードの切り替えも。
値段が安めなので食べさせている
ユーカヌバはプレミアムフードと表示しているものの中では比較的安価であると言えます。
しかし安価で売り出せるには理由があるので、成分などが自分の愛犬に合っているか、自分自身で判断する必要があると考えられます。
アレルギーになった
アレルギーは突然発症することがあるので、キャットフードが原因とは言い切れません。
しかし食べ物に含まれている成分がアレルギーの原因になることがあるので、猫に痒みや脱毛の症状が見られる場合はフードが原因であることも考える必要があります。
まとめ
- アイムズと同じP&G社の製品であるユーカヌバ
- ブリーダーやトレーナーが多く推奨しているフード
- 値段としては比較的安価
- 原材料は、少し不安の残る材料がちらほら見受けられる
ユーカヌバのキャットフードはアイムズと同じP&G社製品という事で、大手の会社が販売している製品です。
原材料には少し不安の残る材料が使われています。
比較的安価な価格帯であるので、お値段と最低限の品質、栄養管理を考える方にとっては良い商品であると言えるでしょう。